よし亭よし亭

昭和のスイーツ(2)サバラン

2021年01月13日

懐かしのフランス菓子

サバラン

サバラン(サヴァラン)を作りました。

小さいころ、ケーキ屋さんに行くと必ず目にしたケーキです。口にしたときはお酒の味が衝撃的で忘れられませんでした。
サバランという名前だということはつい最近知りました。

何でサバラン

何で私が突然サバランを作ることになったかというと、ある勘違いが原因です。

お菓子作りを始めたころ、焼きドーナツを作りたい!ということで型を探しました。そこで見つけたのがこちらの型です。



私はこれをドーナツ型と信じてやみませんでしたが、焼き上がりのドーナツに穴が開かず、おかしいなーと思っていました。最近、別の型を探しているときに、この型を改めて目にする機会があり、よく見てみたら「サバラン型」とちゃんと書いてありました。

サバランとは!?

なにそれドーナッツのフランス語?ということで調べたら別物でした。
ああーこれがサバランていうのね。。はいはい知ってますよ。どうりで穴が開かないわけでした。

サバランの作り方

ざっくりしたサバランの作り方ですが、こんな感じです。

  1. 牛乳・バター入りのゆるいフランスパン生地を一次発酵させる
  2. 型に流し入れて焼成
  3. シロップ(ラムたっぷり)に漬けておく
  4. あんずのナパージュを塗って、ホワイトチョコ入りクリームをのせて完成

意外と簡単です。そもそもパンだったんですね。
小さい頃は食べられませんでしたが、今はおいしいお菓子だなーと感じるようになりました。
勘違いが無ければたどり着かなかった素敵お菓子です。

ちなみに、ドーナツ型は未だに買っていません。
ドーナツもサバラン型で焼いちゃいます。(もはや意地)

  • ドーナツ
  • 穴が開いていなくてもおしゃれでしょ。