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2017年06月09日
母にジューンベリーの手作りジャムをたくさんいただいたので、パンにしてお返ししようと思い早速作ってみましたが、結果失敗しました。
手に負えない生地、やっつけすぎの成型など、後から見ると荒すぎる作業の反省と、今後の改善点をまじめに考えていきます。
実家にジューンベリーの木があります。
毎年この時期になると、母は「鳥に奪われるまい」とせっせと実を集め、ジャムにしてくれます。
ジューンベリーはあまりメジャーではありませんが、日本の風土でもすくすく育って甘酸っぱい実をつけてくれるかわいらしい木です。
ジューンベリーのは、種が比較的大きいので、そのままジャムにしてしまうと口当たりが悪くなってしまいます。一つずつ、丁寧に種を取って煮詰めていくらしいので、母曰く「手間がかかるありがたいジャムでしょ~」とのことです。いや本当にありがたいことです。
ちなみに去年は種が入ったままのジャムをいただきましたが、主人は食べてくれませんでした。
これは内緒で。
このジャムで折り込みシートが出来れば、冷凍しておいてまた楽しめると思い、早速作ってみました。
今回は市販ジャムの折り込みシートレシピを参考にしました。
▼折り込みシートレシピ
※念のため失敗ポイントは訂正してあります
基本的な菓子パンレシピで生地を捏ねていきました。
こちらは特別なものは何も入っていません。
▼基本の菓子パン生地
上記工程の7.で折り込みシートがはみ出てきてしまったのです。
まあ、いつも少しぐらいはみ出ていましたので慣れっこです。
はみ出た部分に少し打ち粉をして補修し、そのまま作業を続けました。
ところが、今度は別の場所からはみ出てきて補修。
またまた別の場所からはみ出てきて補修。
補修補修補修。。。ああもうめんどくさい( ;∀;)
私は朝パンを焼いているので、基本時間に追われています。
ゆっくりパン作り、なんてかっこつけていますが、それは憧れであり現実はそんなに良いものではありません。
話が逸れましたが、時間が無いのに面倒がっているうちに、どんどん作業は雑になっていきます。
あちらからこちらからはみ出るジューンベリー。
ベッタベタの捏ね台。
先ほどまで白肌だったパン生地も血まみれのような状況。
洗濯機の終了の合図が鳴り、もうそろそろ身支度をしないと遅刻しそうな時刻。
私の中でプチーんと何かがはじけます。
ええい!こうだ!
最後のローラーもあきらめて、まったく等分ではない四つに切り分け、型に押し込みました。
時間が差し迫っていたので、二次発酵も十分に取れないまま焼成した結果、荒々しいパンが焼きあがりました。
見た目の失敗もさることながら、折り込みシートが甘すぎました。
ジャムにさらに砂糖を入れるとシートが伸びやすくてよいのかな、とも思いましたが私には少し甘すぎなので、次回は入れません。
なんといっても時間が無い時に、なれない作業をするもんじゃないということが一番の教訓です。
その他、今回の反省をもとに次回の改善点をまとめました。
といった感じでしょうか。
母にジャムのお返しとしてパンをあげられるレベルになるまで、ジャムが残るのか?という不安もありますが、これを機に折り込みパンの練習をしていきたいと思います。